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貯水槽の掃除は年に1回以上【21】

貯水槽の掃除は年に1回以上
【給排水・衛生設備 21】

受水槽や高置水槽などの貯水槽は、維持管理を怠ると内部貯留水の水質悪化や槽内部が汚れるなどの衛生状態が悪化します。

また、正く維持管理を実施していても、長時間経過すると徐々にではありますが、衛生状態は悪化します。

このような状態を是正する手段の一つとして、毎年1回以上の貯水槽掃除が義務づけられています。

高置水槽の掃除は、原則として受水槽の掃除と同じ日に行う必要があります。これはビル内の断水をできるだけ短時間で終わらせるためです。

例えば、オフィスビルでは日曜や祝日を利用して1日で両者の掃除を行います。

もし、事情によって両者を1日で行えない場合は、

①先ず受水槽を掃除し、

②次の休日に高置水槽を掃除する

と言うように、受水槽、そして高置水槽(圧力水槽給水方式では圧力水槽)の順に掃除します。

いずれにしても、断水時間をできるだけ少なくするために、清掃に際しては事前に十分な作業計画を立てて作業がスムーズに行われるようしなければなりません。

そして、年に1回以上掃除をするのですから、ビル内を断水させることなく掃除を行える設備を常設しておくのが良いわけです。

例えば高置水槽と受水槽の両方とも仮設水槽を用意しておき、これに連絡できるような分岐管を常設しておけば、断水させることなく掃除が行えます。

なお、貯水槽掃除は特に衛生的配慮が必要なので、建築物環境衛生管理技術者の指揮監督のもと、自社ビルの担当者で実施するか、建築物飲料水貯水槽清掃者に依頼すると良いでしょう。

 

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