バルブの外漏れはパッキン部が原因!

衛生設備・給水排水設備・水処理設備の清掃・点検・工事を行う、東京都葛飾区のゼンシン株式会社です。

今回は、バルブの外漏れについてお話しさせていただきます。

バルブから内部の流体が外部に漏れる場合は、その全てと言っても良いほどに、バルブ用のパッキンの摩耗やパッキンの装填の不具合などが原因です。

バルブ各部のシールにはガスケットとパッキンが使用されます。そして、バルブの弁体を開閉させる操作に必要な弁棒部をシールとしますが、この弁棒はハンドルが回転する箇所に施すシールなのでパッキンというわけです。

バルブ用パッキンは弁本体内部から外部に貫通する場合に装填して漏えいを防止するという重要な役割を果たします。

この箇所からの漏水を発見した場合、先ずは2つのパッキン押さえボルト用ナットをスパナで交互に、そして徐々にある程度締め付けてください。

それでも漏水が止まらない場合はパッキンの入れ替えを行わなければなりません。このパッキン交換作業を行う場合は必ずその前に当該バルブの上流側にあるバルブ(給水弁)を完全に閉じ、管内の流体が流れないようにします。

この措置をとらないで交換作業を行うと、パッキンの充填部であるスタフィングボックスよりも水が噴出する恐れがあります。非常に危険です。

バルブ用パッキンの交換(装填)の要領は次のとおりです。

2つのパッキン押さえボルト用ナットをスパナで緩めてボルトとナットを取り外し、パッキン押さえをいっぱいに持ち上げ、紐などでこれをバルブハンドルにくくり付けるようにして、持ち上げた状態を維持する。
スタフィングボックス内の古いパッキンを全部取り出した後にボックス内と弁棒を洗浄し、摩耗や傷などをチェックする。傷などがあれば微粒のサンドペーパーで除去し、その後きれいに洗浄する。
パッキンのサイズを決める。弁棒の内径を測り、次にスタフィングボックスの内径を測る。リングの外径からリングの内径を差し引いて2で除した値が必要なパッキンサイズとなる。パッキンの隙間を完全に埋めるサイズを選ぶことが重要。
バルブパッキンの装填後はパッキン押さえを元に戻し、2つのパッキン押さえボルト用ナットを適度にスパナで締め付ける。但し、バルブ開閉の操作に支障が生じないよう、注意して行う。

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