フランジの正しい取り付け方

衛生設備・給水排水設備・水処理設備の清掃・点検・工事を行う、東京都葛飾区のゼンシン株式会社です。

今回は、フランジの正しい取り付け方についてお話しさせていただきます。

フランジを正しく取り付ける、つまり正しく結合させる場合の一般的な注意事項は次のとおりです。

1.古いガスケットは完全に取り除き、接触面(平面座)を十分にきれいにする。

2.所定の品質・厚さ・形状に仕上げたガスケットを正常な位置に取り付ける。

3.相対するフランジの各ボルト穴にボルトを差し込み、まず締め付けナットを手で締め付ける。ボルトとナットのねじ山部には、サビによる固着を防いで取り外しがスムーズに行われるように、光明丹(鉛丹)や酸化鉛を油(ボイルドオイル)で練ったものを塗ってから締め付ける。

4.各ナットを手で締め付けた後、所定のサイズのスパナまたはモンキーレンチで心線上に向かい合っているものから順に、徐々にそして平均に締め付けていく。一気に各ボルトを締め付けると片締めになってしまうので注意が必要。

以上でフランジの取り付け作業は終了ですが、スパナで平均に格ナットを締め付ける場合、締め付けトルク(ボルトの適正締め付け力)や、各種ガスケットの締め付け圧力は計算上決まっています。

これはトルクレンチを使用して、標準トルク表に近いトルクで締め付ける技能を身につける必要があります。

ナットの口幅に合った適正サイズのスパナやモンキーレンチを使って、次の要領で平均に徐々に締め付けていくと良いでしょう。

ボルト直径〔mm〕標準トルク〔kg・cm〕
64
135
10280
12490
161,200

標準トルク表

⚫️ 6mm未満のボルト:
親指、人差し指、中指の3本でスパナを持ち、手首の力で回す。

⚫️ 6〜10mmのボルト:
スパナの柄の頭を握り、肘の先のだけの力で回す。

⚫️ 12〜14mmのボルト:
スパナの柄の頭に近いところをしっかり握り、腕の力を十分に使って回す。

⚫️ 20mm以上のボルト:
片方の力で支持物にしっかりつかまって体を支え、足を踏ん張り、体重をかけてスパナを回す。この時、手もとや足もとが滑らないように十分に注意する。

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